TOHOKU IGNITION DAY3 学生特派員レポート1

TOHOKU IGNITION 2017では、仙台・東北在住の学生に往復の交通費をお支払いして、本イベントに「学生特派員」として参加していただきます。

普段、身近で聞いている東北の起業家の話や、当たり前に過ごしている東北の生活について改めて東京で聞くことで、新しい気づきがうまれることを期待しています。

東北の起業家の話を東京で聞き、学生特派員は「何を感じ」・「何を考えたのか」こちらでレポートを掲載いたします。

 

【11/16 TOHOKU IGNITION DAY3 レポート】

 

皆さんこんにちは!

東北大学経済学部四年の山崎孝一郎と申します。

 

東北大学に在学していると言っても、編入学で入学したので、実際に宮城に来たのは、二年ほど前であり、それ以前は、東京の専門学校に在籍しておりました。

 

その当時からの趣味の一つに食べ歩きがあります。私は、飲食店の方々とお話をすることが食事中の楽しみでもあります。

その中で最近よく耳にするのは、今の時代、食材に付加価値を付けていかないと売れないと言った内容です。

 

付加価値を付けるには様々なやり方があり、その一つにIT化、機械化により、作業効率を良くし、無駄を省くというものがあります。

食べ歩きの中でも特に良く行くのがお寿司です。寿司屋の大将との話の中で私は、水産業というのは未だに人の手で行っている作業が多く、改善される余地は大いにあると思っていました。

 

そんな思いがある中、今回のテーマが「水産業×IT」であったので、TOHOKU IGNITIONへの参加を決意しました。

 

 

参加し、私が感じたことを綴っていきます。

 

まず、アンデックス株式会社 代表取締役の三嶋さん。

三嶋さんのお話のほとんどがハートがあるのか、情熱を持って仕事に取り組んでいるのかという内容でした。

私はこれまで、高校生時代から今に至るまで、いくつかのプロジェクトに携わってきました。

その中で、重要だと感じたのは自分がどこまでこのプロジェクトを好きで続けられるか、絶対に成功させるという気持ちの部分です。

どんなに最初は意気込んでいても、好きで始めたことでないと最後まで全うできないということに気付いたのです。

現に私の友人の中には途中で辞めてしまった人もいました。

 

後、三嶋さんがマイクを握るだけで場の雰囲気が変わるというか何かやってくれるのではないかというワクワク感がありました。アンデックスの社員の方々はこの方の下で働けてさぞ幸せなんだろうなー。

 

 

次に、株式会社ヤマウチ 専務取締役の山内さん

話を伺ううちに感じたのは、東北で事業を行う、地元愛が大変強いと方ということでした。

特に印象に残ったのは、震災時に    11万にも上る顧客データが流されてしまったという話。

 

私は、その当時、地元の長野県に住んでいたのですが、メディア越しに観るだけでも言葉が出ない程の衝撃でした。

 

もし、私が山内さんと同じ立場であっても、明日からどのように働けばいいか全く分からないですし、事業すら辞めてしまおうと考えると思います。

そんな絶望的な状況であったにも関わらず、それが転機だと思い、南三陸に残り、顧客管理システムを導入し逆に残業ゼロなどの事業効率化を達成できていることに地元愛、事業への愛を感じました。

 

 

最後に株式会社フーディゾン 代表取締役CEOの山本さん。

山本さんの話はこの日一番同年代に聞いて欲しい話でした。もちろん、会社の話も興味深いものがありましたが、一番共感したのは人生の過ぎし方についてでした。

 

山本さんは、「大学卒業からテーマを決めずに、就職をし、その会社の先輩方と一緒になんとなく起業し、気づいたら33歳になっていた。残りの人生の時間というのはどんどんなくなっているということに気づき、そして自分が幸せになるために生きると決意した。」とおっしゃっていました。

 

この生き方、特に同年代の人のほとんどは出来ていないのではないでしょうか?

やりたいことはあるものの、とりあえず大手企業に入るために良い大学に入る、そのために高校時代に勉強をしまくる・・・。

そして大手企業に入った後は激務、上司とそりが合わない、出てくるのは会社を辞めたいという愚痴ばかり。(こんな友人、僕の周りにもいます。)

時間は無限だと思い、なんとなく過ごして気付いたら、定年。

 

こんな人生僕はつまらないと思います。

そして、今の時代好きなことをして生きていくことは昔に比べたら全然大変じゃないし、お金なんてそんな持っていなくても自分がやりたいことをやっていく人生の方が楽しく幸せだと僕も共感しました。

 

当初の僕の問題意識では、より技術的なことを聞くことを期待していましたが、良い意味で裏切られ、今後の生き方やキャリア的な部分で再確認させられることが多かったです。

 

ただ、お三方とも水産業を少しでも良くしたい、日本の海産物のクオリティを高くしたいという思いや事業に対する愛情は人一倍お持ちになっていると感じました。

 

そして、お三方は震災が転機だとおっしゃっていましたが、お三方に限らず、人にはターニングポイントというものが必ずあると思っています。

その時に今の生活や会社を捨て、リスクを取り、好きなことで生きていく勇気があるかないかで人生は180度変わるのだと思います。

 

私自身、これまでそういった生き方をしてきましたが、これからもその姿勢を崩さず、様々なことに挑戦していこうと思います。