「新たなチャレンジャー”おこす人”を次世代まで!
INTILAQのミッションと魅力に迫る!」

2016年2月1日、宮城県仙台市若林区卸町に
INTILAQ東北イノベーションセンターがオープンしました。

INTILAQ外観

その名も「INTILAQ(インティラック)東北イノベーションセンター」。
“いんてぃらっく…”。
なかなか聞きなれない言葉ですが、一体どんなところなのでしょうか?

そんな疑問を晴らすべく、INTILAQに行ってきました!

INTILAQとは?

INTILAQを一言で表すと、
「起業家が育ち、その起業家が次世代の起業家候補生を育てていくというエコシステムを作る場」です。

ここで定義する「起業家」とは、新しい会社を興す「起業家」だけを指しません。

小中高生や大学生、企業、生産者など、新たなことにチャレンジするすべての人々を
INTILAQでは「おこす(起こす・興す)人」と呼んでいます。

INTILAQ小学生向け起業体験ワークショップの様子

起業家を支援して、起業家が活躍し、この起業家たちが次世代の起業家をまた支援をする。
このようなエコシステムを作ることが、INTILAQのミッションなのです。

INTILAQ誕生のきっかけはカタールにあった!?

INTILAQが誕生したきっかけは、実はカタールのおかげです。

カタール関係者のINTILAQ訪問に際し入居会員と交流

東日本大震災直後、
当時のカタール首長が日本に1億ドルの義援金を送ることを表明し、「カタールフレンド基金」が設立されました。

このカタールフレンド基金では、「子供たちの教育」、「健康」、「水産業」、「起業家支援」の4分野のプロジェクトを支援していますが、その中の「起業家支援」の分野として、INTILAQの事業が採択されました。

INTILAQでは、東北地方で、新しいビジネスやサービスが生まれ育って行くエコシステムの創造を目標に、当センターの運営と、教育プログラムや各種イベント、ワークショップなどの企画・運営を行っています。

どこにも負けない!INTILAQの設備がすごい!

INTILAQに入ってまず驚くのは、立派な設備。
INTILAQの中をご紹介します!

まずは1階。

コワーキングスペース(会員専用スペース)

ノマドワーカーや個人事業主のセカンドオフィスとしてご活用いただけます。
統一感があるおしゃれなスペースに見えますが、実は家具の種類を統一しておらずバラバラです。
「今日はこのテーブルで仕事しよう!」といった具合に、毎日新鮮な気持ちで仕事をすることができますよ!

クラスルーム(各30~50名収容)

カラフルで気持ちが明るくなるような空間。
研修やセミナーにご利用いただけます。
2室のクラスルームをつなげて利用することも可能です!

キッチン

お料理教室など様々な用途にご利用いただけます。

階段教室/レクチャーシアター(60名収容)。

セミナー開催時の様子

普段は大きな階段。
しかし、イベント時には階段が劇場型のイベントスペースになるんです!
大画面のPCプロジェクターをご利用いただけますので映画上映なども可能です。
これは驚きですね!

2階 カタールルーム

カタールフレンド基金を象徴するのが、このカタールルーム。
気分を変えて打ち合わせができるということで、人気の部屋です!

ブロードキャスティングスタジオ

放送スタジオとしての機能を持つ部屋。
実際に、ここでインターネット放送の生中継なども行っています。

このほかにもオフィススペースなども充実しています。

1周するだけでワクワクしてしまうINTILAQ。
ここが職場になったら毎日の仕事が楽しくなりそうですね!

多種多様なメンバー×熱い想い=イノベーション?

INTILAQでは、現在約20人の方々が会員登録しているそうです。
多種多様な、熱い想いを持ったメンバーさんたちが勢揃いしています。

具体的には、IT系、アプリ開発、会計士、メディア映像制作、ピラティス、ココナッツオイル販売、イベント系、人材系、サウンドスキャンニングセラピー、ゴスペルシンガーの方々など。

特定の業種に偏ることなく、様々な分野の方がいるので、互いに刺激を受け合い、イノベーションが起こることを期待しているそうです。

INTILAQのイベントといえば“ハウスレクチャーシリーズ”!

メンバー×メンバー、メンバー×一般参加者、メンバー×INTILAQスタッフ…
様々な交流を生むのがINTILAQの恒例イベント、ハウスレクチャーシリーズ。

ハウスレクチャーシリーズは、オープン前からトータルで10回も開催されました。
イノベーション、ビジネス、デザイン、メディアなど、毎回様々な分野をテーマとしています。

さらに、それ以外にも共催のイベントも多く開催しているため、毎月たくさんのイベントが開催されています!
このINTILAQのイベント、なんといっても魅力なのは、多くの人が集まってくること。
メンバーさんはもちろん、学生や起業家など、志が高い人や東北で活躍している人が、ここに集まります。

また、3か月に1度ほどの頻度で、INTILAQの会員同士の交流会も開催予定とのことで、たくさんの人と交流できる機会が設けられています。

入居会員交流会の様子

イベント以外にも充実!INTILAQのソフト面のサポートは?

INTILAQでは、イベントを多く開催することで、人と人とがつながるきっかけを提供しています。

それだけでも十分ありがたいことですが、そのほかにもソフト面でのサポートが充実しています。

まずは1つ目。

①メンバー同士のマッチング相談
INTILAQでは、入会前に必ずスタッフとの面談をする機会を設けています。
どんなことをしていて、どんなことを求めているのか。
まずは情報提供し、相談してほしいとセンター長佐々木さんはおっしゃいます。

そうすれば、
「あのメンバーさんとこういうことできるかもしれませんよ!」
のようなアドバイスができるので、ぜひ気軽に声をかけてほしいとのことでした。

次に2つ目。

②メンタリングサービス
これから起業したいという方、起業したてという方、専門的なアドバイスがほしいという方へ向けて用意している制度となります。
弁護士や会計士など、それぞれの分野で豊富な経験がある方々とダイレクトに話ができる機会を設けています。
これなら、多少不安があったとしても、
解決に向けて一緒に向き合ってくれる仲間がいるので心強いですね!

このように、ハード面だけではなく、ソフト面も充実していることがINTILAQの魅力です。
※ メンタリングサービスについてはこちら

INTILAQスタッフについて

INTILAQの特徴の一つは様々な経歴を持ったスタッフの方々。

フルタイムで働く”スタッフ”と、パートタイムで働く”インターン”の両方がINTILAQで活躍していますが、一体どんなスタッフたちがいるのでしょうか?

センター長 佐々木大さん

佐々木 大(INTILAQ東北イノベーションセンター センター長)

岩手県盛岡市出身。青山学院大学文学部卒業。スタンフォード大学教育大学院修士課程修了。海外留学コンサルティング、衆議院議員秘書をはじめ、自らの起業を経た後、INTILAQプロジェクトに参画。

皆さん、こんにちは。東北の永続的な復興に向け、たくさんの起業家が生まれ育つ環境づくりに貢献できたらと思っています。INTILAQは老若男女問わずウェルカムな施設ですので、皆さんどうぞお気軽にお越しください!

佐々木さんの驚きの経歴やINTILAQにかける想い、スタッフやインターンの募集情報はこちらから

「INTILAQセンター長 佐々木さんのINTILAQにかける想いから求人情報までご紹介!」

勝水与茶さん

1991年に北海道で生まれ、大自然と動物たちに囲まれ育ちました。INTILAQではデザインとイベント運営をメインに活動しています。僕の人生の目標は「世界中の人々にお茶を与えられる存在になること。」両親から頂いたこの素晴らしき名に恥じぬように、日々成長していきたいと思います。

塩家多香子さん

大学を卒業後、複数の外資系企業での勤務を経て、地元宮城県に戻りました。宮城県に戻ってからは、留学、教育関係の仕事に携わっております。INTILAQでは、企業家支援ということで、これから大きく羽ばたこうとされている皆様のお手伝いができますことを、心よりうれしく思います。

おわりに

いかがでしたか?

立派な設備はもちろんのこと、メンバーやスタッフ、イベント参加者など、
志の高い魅力的な人が多く集まることが、INTILAQの最大の魅力です。

多種多様な人と互いに刺激を受け合い、新しいイノベーションを創造していきたい!
そんな方におすすめです。

まずは、イベントに参加してみるとINTILAQの雰囲気が分かるかと思います。
ぜひ、一度足を運んでみてはいかがでしょうか?

リンク

INTILAQ東北イノベーションセンターについて

「INTILAQセンター長 佐々木さんのINTILAQにかける想いから求人情報までご紹介!」

——40歳でスタンフォード大学院に進学したのですか?!

そうなんです。

以前は、留学支援会社に勤めていましたが、
そこでずっと教育に関わっていたことから、ITを使った教材開発に関心がありました。

ネット技術がどんどん発達しており、これは絶対に教育に活用できると思ったからです。

教育とITの両方を学べるところはないかと調べたところ、米国ではハーバード大学やスタンフォード大学のような有名大学が力を入れて取り組んでいることを知り、スタンフォード教育大学院への留学を決意しました!

——40歳からの海外留学は、家族から反対されませんでしたか?

それが、反対されなかったんです(笑)

当時は、妻と小学3年の子供の3人で暮らしていました。
留学するにあたって、それまでの仕事も辞めて、収入が無くなり、学費と生活費で1500万円借金して、帰国後の見通しも未定。

普通だったら反対しますよね。
でもうちの家族は違ったんです。

「絶対後悔するからどうしても行きたい。家族みんなで行かないか?」と提案したら、
「面白そうだね!」という返事を妻からもらい、家族みんなでアメリカに、私はスタンフォード大学院へ留学することができました。

——素晴らしい家族ですね!では、帰国後にINTILAQのお話があったということですか?

そうですね。
2008年に帰国し、幸い以前勤めていた会社から声をかけていただき、復帰することになりました。それでも留学先がシリコンバレーという起業家の聖地だったこともあり、当時から起業を意識せざるを得ない環境でしたので、いずれは絶対に起業しようと心に決めていました。

2013年に、英語指導をはじめとする教育コンサルティング業で独立。

その仕事をしているときに、このINTILAQのお話をいただいたのです。

私自身、岩手県盛岡市出身なので、もともと東北へ貢献したいという気持ちが強くありました。

被災地へのボランティアにもたびたび行っていましたが、それだけでは物足りないと感じていた所だったので、「ボランティアとは違う形で東北へ貢献しよう」と、引き受けることにしました。

——素敵ですね!では、佐々木さんが目指す東北の将来とはどんな姿ですか?

東北の若者の間では、安定しているという理由で公務員が一番人気という風潮もありますので、「このままでは将来的に起業したいという人がいなくなってしまうのではないか」という危機感を持っています。

東北の経済を活性化させていくためにも、私は、リスクに果敢に挑戦して新しいビジネスを興す起業家を多く輩出したいと考えています。

——そのためにはどんなことが必要なのでしょうか?

INTILAQのミッションとも関連してくるのですが、
次世代を担う子供たちにアントレプレナーシップ(起業家精神)を持ってもらうことが大切だと考えています。

起業家精神とは、「会社を立ち上げる」ということだけではなく、「新しいことにチャレンジする!」という気持ちそのものだと思います。

失敗が許される小さいころからこのような精神を育まないと、
大人になってから何かに挑戦するということは難しくなります。

例えば、アメリカでは子供の時に自分が作ったレモネードを近所の人に売る習慣があります。

その際、「天気が悪いと売れないな」「味を変えてみたら売れ行きが良くなった!」などと肌で感じることによって、「どうしたらたくさん売ることができるのか」を工夫するようになります。

このような試行錯誤を繰り返す経験をすることはとても大事なことだと思うんです。

日本では、大人になればなるほど、失敗してはいけないという風潮がありますよね。
だから、なかなか新しいことにチャレンジする人が出てきません。

小さい時に失敗をたくさん経験し、それを何度も試行錯誤した経験があれば、大人になっても失敗を怖れずに、新しいこと・未知のことに積極的にチャレンジすることができ、このチャレンジからイノベーションが生まれたりすると思います。

「新しいことにチャレンジする」「失敗しても成功するまで試行錯誤する」などということは、学校や家庭ではなかなか教えてくれません。

だからこそ、私たちINTILAQでは、子供たちに向けた起業家精神を育成する事業にも積極的に取り組んで行こうと思っています。

——東北の将来が楽しみですね! この素敵な事業に関われるスタッフやインターンは募集していますか?

しています!

INTILAQでは、フルタイムのスタッフと、パートタイムのインターンを募集しています。
インターンは大学生だけではなく、主婦の方でも大歓迎です!

誰でも、将来やりたいことがあるのではないかと思います。
INTILAQでそれにつながるような経験をしていただければと思っていますので、たとえ
主婦の方であっても、あえて「インターン」という呼び方をしています。

また、例えばですが、
入居会員として自分の仕事をしつつ、INTILAQのスタッフやインターンをすることも可能です。
実際に、入居会員がINTILAQの施設管理などの手伝いをしてくださっている例もあります。

このように、できるだけ型にはまらないように、
柔軟に対応したいと考えていますので、まずはご相談いただければと思います!

——UIJターン希望者へ一言お願いします!

この記事を読んでいるみなさんは、いつか社会貢献したいという想いを持っていたり、
少なからず新しいことにチャレンジしてみたいという想いを持たれているのではないでしょうか?

今の東北は新しいチャレンジがしやすい場だと感じています。

おいしい食べ物も、お酒も、場所も、資源もなんでも揃っていて、
東北は可能性であふれています。

ぜひ、この東北の地で、あなたの想いや夢を実現させてみませんか?

INTILAQでは、その糧として、たくさんのことにチャレンジしてもらい、そしてたくさんのことに失敗する経験を積んでほしいと思っています。

そんな経験を通じて、東北はもとより、日本全国、そしてグローバルに活躍する人材がこの地から生まれ育っていくことを願ってやみません。

ぜひ、この東北を一緒に盛り上げていきましょう!

インタビューを終えて

物腰の柔らかい話し方で対応してくださった佐々木さん。

自分自身の成長のみならず、会員メンバーさんやスタッフやインターン、家族など、
関わるすべての人の成長を応援している姿がとても印象的でした。

“おこす人”ためにも、東北の未来のためにも、使命感を持って尽力されている素敵な方が
佐々木さんを含め、INTILAQにはたくさんいます。

ますますイノベーションが生まれるであろうINTILAQの今後が楽しみですね!

リンク

INTILAQ東北イノベーションセンターについて