
———自己紹介をお願いします!
前田忠嗣:北海道出身 大学卒業後、大手学習塾に勤務し、仙台に転勤、24歳で東北運営本部の責任者に就任。その後、25歳で株式会社ゼンシンを創業し代表取締役社長に就任し、現在に至ります。創業から26年目になります。
———事業の説明をお願いします
前田忠嗣:私たち(当社)の使命は、共に生きる人々の幸せと喜びを追求することです。障がい者も健常者も分け隔てなく暮らすことができて、それぞれがそれぞれの価値観に沿って、幸せと喜びを得られる。私たち(当社)が提供する障がい者支援サービスと環境づくりを通じて、自信と誇りを持てる。あるいは、サッカーの指導と環境づくりを通じて子どもたちが夢と希望の持てる社会を作ることが私たちの取り組む事業の概要です。

———起業したきっかけを教えてください
前田忠嗣:正直、たまたま東北の仙台だったというのが答えです(笑)子どもの頃の夢は、将来、社長になるというものでした。それを実現するために大学生のころから準備していました。大学生の時にアルバイトで営業職に就き、成績は社員の方より良かったです。その営業力を活かして25歳の時に会社を創業しました。自分の力を試したかったのですね。当時は、勢いで創業した覚えがありますが、振り返るとそんな想いだったように思います。
———今後の展望、やっていきたいことを教えてください
前田忠嗣:障がい者と健常者の共生社会を作りたいと思っています。つまりバリアのない社会です。
そもそも障がい者という言葉自体がバリアを作ってしまっているのではないかと思います。
そんな言葉さえなくなる社会です。そのために私たち(当社)は、業界No.1企業になります。そして、社会そのものを変革できる企業になりたいと思います。

———これから東北で起業を考えている人にアドバイスをお願いいたします
前田忠嗣:私が起業した26年前に比べると今の起業しやすさは、隔世の感があります。特に仙台市は、起業支援が充実していて、しっかりとした事業計画があれば、資金調達も容易です。失敗を恐れずチャレンジしてください。