パリオリンピックでも日本代表の選手は多くのメダルを獲得しましたね。
気になるのは、メダルを獲得したことで一体どのくらい報奨金がもらえるのかですよね。
今回はメダルごとの報奨金額や、各競技ごとの報奨金ランキング、大活躍した岡慎之助さんの内訳について調べてみました。
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1.日本オリンピック委員会(JOC)からの報奨金
オリンピックでメダルを取ると報奨金がもらえますが、日本の場合、オリンピックのメダリストに贈られる報奨金は2つあります。
②各競技団体
そのうち、日本オリンピック委員会からは、パリ五輪でメダルを獲得した選手に対し、「金メダル」は500万円、「銀メダル」は200万円、「銅メダル」は100万円の報奨金を贈られることになっています。
- 日本オリンピック委員会(JOC)
金:500万円 ※2016年リオ大会より、300万円から引上げ
銀:200万円
銅:100万円
引用元:https://www.mext.go.jp/sports/b_menu/sports/mcatetop07/list/detail/1372078_00002.htmから引用
また、パラリンピックでメダルを獲得した場合も贈られます。
日本パラスポーツ協会(JPSA)
金:300万円
銀:200万円
銅:100万円
引用元:https://www.mext.go.jp/sports/b_menu/sports/mcatetop07/list/detail/1372078_00002.htmから引用
ちなみに各国の金メダル獲得による報奨金についても調べてみました。
1位は香港で金メダルが約1億1480万円、銀メダルは約5740万円、銅メダルは約2870万円で、東京五輪から約20%増額しています。
2位のシンガポールも、金メダルで約1億1140万円と1億円を超える金額で夢がありますよね。
金額が多いということは、なんとしてもメダルを取って欲しいという協会の願望かもしれませんね。
2021年の東京オリンピックの時の各国の高額な報奨金です。
・台湾:約1億円
・シンガポール:約8200万円
・トルコ:約5500万円
・インドネシア:約5000万円+毎月約20万円
・イタリア:約3100万円
・スペイン:約1600万円
・フランス:約1100万円
・アメリカ:約500万円
引用元:https://sposuru.com/contents/sports-quest/2024-summer-olympics-prize-money/から引用
台湾やシンガポールなどはかなり高額ですよね。
アスリートは人生をかけて挑んでいますから、多すぎるということはないですよね。
2.競技団体ランキング
先ほども説明しましたが、メダルを獲得することでもらえる報奨金は、選手が所属する競技団体から贈られるものもあります。
ランキングはこちら↓
競技 | 金メダル | 銀メダル | 銅メダル | |
1位 | ゴルフ | 2000万円 | 1000万円 | 600万円 |
2位 | 卓球 | 1000万円 | 500万円 | 300万円 |
2位 | バドミントン | 1000万円 | 500万円 | 300万円 |
4位 | ラグビー | 500万円 | 450万円 | 400万円 |
5位 | 陸上・ブレイキン・ スポーツクライミング・ ウェイトリフティング |
300万円 | 200万円 | 100万円 |
送られる報奨金が最も高い競技団体は、ゴルフです。
ゴルフで金メダルを獲得した選手には2000万円と他の競技と比べても多いですよね。
やはりゴルフは世界的に人気も高いですし、お金持ちのスポーツなのでしょうね。
ゴルフで銅メダルを獲得した松山英樹さんは、日本オリンピック協会から100万円、競技団体から600万円の合わせて700万円を獲得したことになりますね。
2位は、卓球とバドミントンです。
卓球とバドミントンでの金メダル獲得も1000万円と高いですよね、
バドミントンで銅メダルだったワタガシペアには、日本オリンピック協会から100万円と日本バドミントン協会から300万円(1人150万円)が贈られます。
また、早田ひなさんには、日本オリンピック協会から100万円と日本卓球協会から300万円の400万円が贈られます。
早田ひなさんの関連記事はこちら↓
早田ひなさんは、卓球団体戦でも決勝に進んで、惜しくも準優勝でしたね。
しかしながら、日本卓球協会から団体戦に対する報奨金が無いため、銀メダルでも200万円となるようです。
3.報奨金獲得最高は岡慎之助
パリオリンピックで獲得した報奨金が最も多かったのは体操の岡慎之助さんでした。
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岡慎之助さんは3個の金メダルと、1個の銅メダルを獲得するなど大活躍でしたよね。
岡慎之助さんは金メダルで、JOCから500万円×3個の1500万円、銅メダルで100万円のあわせて1600万円、体操協会からの報奨金は金メダル50万円×3個で150万円と銅メダルの20万円で計170万円を獲得しました。
岡慎之助さんは合計すると1770万円の報奨金を獲得したことになりますね。
実は柔道、レスリングなどの日本のお家芸と言えるような競技団体からは報奨金が無いんです。
他の競技に比べて、メダルも多く獲得しているのにびっくりですよね!
日本では企業に所属している選手がほとんどですから、所属企業からの報奨金がある場合もあります。
東京オリンピックでフェンシングで金メダルを獲得した見延和靖さんは、所属先のネクサスから1億円の報償金を贈られましたからね。
卓球の水谷隼さんも、東京オリンピックの報奨金が総額で8000万円くらいになったと言っておられましたから、総額でどのくらいになるのかはまた変わってくるのでしょうね。
ちなみにJOCの報奨金は非課税で、加盟競技団体分もJOCと同額までは非課税になるそうです。
こんなに頑張っても報奨金に税金がかかるなんて、なんか悔しいですよね〜。
4.まとめ
今回は今回はメダルごとの報奨金額や、各競技ごとの報奨金ランキング、大活躍した岡慎之助さんの内訳について調べてみました。
オリンピックでの活躍は多くの人に感動を与え、勇気をもらえますよね。
アスリートがメダルを獲得するために費やした時間や努力は想像できませんよね。
少しでも多くの報奨金が得られるようになることで、その競技に夢を与えられるようになって欲しいですよね。
選手たちの今後の活躍にも期待しています。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
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