積水ハウスが建設中のマンション、「グランドメゾン国立富士見通り」が、景観を理由に完成直前に解体されることが発表されました。
完成直前で、すでに契約者への引き渡しも始まるというタイミングでの解体発表が異例のことで大きな話題となっています。
解体するとなると、解体費用や契約者への補償など企業にとってはとてつもない損失ですよね。
今回はグランドメゾン国立富士見通りが立つことで、実際の富士山の眺望はどうなるのか?建設中の場所や価格、解体にかかる費用について調べてみました。
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1.富士山の見え方はどう変わる?
- グランドメゾン国立富士見通りの解体に対し積水ハウスが発表した理由
「建物が富士山の眺望に与える影響を再認識した」ためだと発表した。建物が完成に近づいて現況を確認したところ、「景観に著しい影響があると言わざるを得ず、眺望を優先するという判断に至った」
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/24411a4c654fcde6a861ccec1bf2a920eab022ad
実際にグランドメゾン国立富士見通りが立つことで、富士山の眺望はどうなるのか調べてみました。
- 建設前
- 建設後
JR国立駅前から撮った写真にはマンションが建つことで富士山の眺望は半分ほどになってしまっていますね。
富士見通りという名の通りにもかかわらず、富士山が見えなくなってしまうということもマイナスのイメージですよね。
2.グランドメゾン国立富士見通りの場所はどこ?
グランドメゾン国立富士見通りの建物が建つ場所はどこだったのか調べてみました。
- グランドメゾン国立富士見通りの立地
- グランドメゾン国立富士見通り
敷地:464.42㎡
建物:RC造地上10階
総戸数:18戸(65.80㎡~75.88㎡)
販売開始:2023年8月
3.マンションの価格は?
積水ハウスのグランドメゾン国立富士見通りの物件ページはすでに削除されていましたが、一部を紹介します。
Aタイプ 2LDK 65.8㎡
6階 7650万円
- B1タイプ 2LDK+S 70.22㎡
2階 7299万円
3階 7399万円
6階 7999万円
7階 8099万円
8階 8199万円
C1タイプ 3LDK 75.67㎡
8階 9599万円
- Dタイプ 3LDK 75.88㎡
3階 8199万円
2023年の新築マンションの平均価格は、東京23区が1億1483万円となっていて、平均年収の15倍程度という高値です。
グランドメゾン国立富士見通りの販売価格は東京都の平均価格よりは低いですが、それでも全て7000万円を超える金額となっていました。
4.世間の反応
5.まとめ
完成間近のマンションを解体するという今回の発表は、契約者んどの当事者だけではなく、多くの人が驚きましたね。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。