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「絶対に顔を映さない」約束を破った理由と問題点。TV局の姿勢に疑問。

インタビューの画像 エンタメ
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花見中に子供が迷子になり、父親が警察に事情聴取を受けた後にTV局のインタビューに答えた際の「顔を映さない約束」を破られたと、X上で怒りの投稿をし、炎上していると話題になっています。

いったい何があったのかとても気になったので、その理由と問題点について調べてみました。

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1.経緯について

花見の画像

この父親が投稿したきっかけは、2024年4月8日放送にテレビ朝日系で放送された番組「モーニングショー」でのある特集でのことでした。

現在桜が満開で花見シーズンなこともあり、番組では、各地のお花見に人が殺到し、迷惑行為などのトラブルも起きていることを特集しました。

よくある番組内容ですよね。

この父親によると、花見をしていたところ、2歳の娘が迷子になったということでした。

迷子になったのは、4月6日土曜日の東京都台東区内の上野恩賜公園でのことです。

花見客のあまりの人の多さに迷子になる子供もいたとしてTV局が取材をしていたのです。

14時ごろに迷子が起きたとし、男性が女児の手を引いて、交番へ連れて来るシーンを映した。その際に、警察からの声かけを聞いているような女児の顔もアップになった。

すると、そこへ父親が走って来て、息を切らしながら、「ごめんなさい! ありがとうございます!」と男性らにお礼を伝えた。そして、父親は、しゃがんで娘と向き合うと、娘は父親の首に抱き着いた。

父親は、男性らに手を合わせて、再度お礼をする。「パパ、どこいたの~?」と娘から言われ、父親は何かを言って聞かせる。すると、警察官が来て、「お店にいたって」と伝え、父親は、「ごめんね」と娘の頭をなでて、抱っこした。

これに対し、警察官は、「絶対もう離しちゃダメよ」と父親にクギを指していた。その後、父親が警察官から事情を聴かれる場面が映っている。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/3ae5fd43dd7ea3ead7f3966df8a78f73a84669fa

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父親「向こうの方、歩いて行ったので…。本当に泣きそうになりましたね。片時たりとも離さないようにしなきゃなと思いました。」

そうですよね。

娘さんが2歳ということで、このくらいのお子さんは、ほんの少しの間でも目を離した隙にいなくなってしまいますから、親としてはとても心配で不安だったことだと思います。

娘さんが無事に見つかって、良かったですよね。

それなのに、なぜこの父親は怒っているのでしょうか?

2.父親の投稿

投稿の画像

この父親の男性は4月9日に「モーニングショー」の番組に対し、X上で抗議の投稿をしました。

投稿内容はこちら↓

Xの画像

・一度断っていること
・「絶対に顔を映さない」という条件で、インタビューを引き受けたこと。
・自分と2歳の娘の顔もハッキリと映っていること。
・一生懸命頑張っている現場のディレクターさんの姿を見て、善意で出演したこと。

父親はこの投稿でスタッフの方にインタビューのお願いをされた時のことについてこのように投稿されていました。

インタビューに答える条件として「絶対に顔を映さない」という条件だけを出し、善意でインタビューに答えたのに裏切られたという思いがとても強いと感じられますよね。

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3.今回の問題点

問題点の画像

今回のTV局側の問題点として考えられるのは、私生活上の写真や映像をみだりに公開されないプライバシー権や肖像権の侵害に当たるのではないか、そしてそれがTV局への不信感へと繋がっているのではないかと思います。

最近では、個人情報についてとても厳しい取り扱いがされなければなりませんから、一般の方であれば個人を特定されてしまうようなことはとても嫌ですよね。

昭和の時代であれば、TVカメラを見つけるとカメラの前に立ってピースしたものですが、個人情報保護法ができてからは、むしろ敬遠されるようになってきました。

なぜTVに顔が映ることが問題になるのかというと、人の顔が映像としてTVに映ることは、「肖像権」との関係が問題となるからかもしれませんね。

調べたところ肖像権とは、特定の人物の顔や容姿が許可なく「撮影」されたり、「公表」されたりしない権利のことで、法律での規定はありませんが、最近は判例によって認められてきたものだそうです

肖像権侵害となるかどうかは、次のような事情により判断されるようです。

・被撮影者の顔を特定できるかどうか
・被撮影者が写真や動画のメインになっているかどうか
・写真や動画が拡散可能性の高い場所や媒体で公開されているかどうか
・撮影や公開について被撮影者の承諾があるかどうか
・撮影場所が撮影されることが予測できる場所であるかどうか
引用元:https://monolith.law/youtuber-vtuber/pixelization-on-youtube-video

人の顔が特定できることは肖像権侵害の成立要件となるので、本人の承諾のないままその映像をテレビで流す行為は、基本的には権利侵害となる可能性があると思います。

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4.なぜ約束を守らなかったのか

なぜの画像

ではなぜ今回TV局は約束を守らなかったのでしょうか。

考えられるのは、

・約束の失念
・約束は覚えていたが、認識が甘かった
・現場と制作上層部との意見の違い

などがあると思います。

約束の失念に関しては、単に忘れていというものですが、最近では取材の際に承諾書を書いてもらうという話もありますので、今回のインタビューの際に承諾書の確認があったのか気になりますよね。

約束は覚えていたが、認識が甘かったに関しては、これくらいいいだろうという考えでやってしまったことが考えられますよね。

視聴率を稼ぐために、コメントを都合よく編集したり、人物設定を変えたりとTV局のインタビューにおけるトラブルは最近ではよく聞きますし、1番可能性が高いのではないでしょうか。

最後に現場と制作上層部との意見の違いに関しては、「一生懸命頑張っている現場のディレクターさんの姿を見て、善意で出演したのですが、非常に残念です。 」とあるように現場担当者の中では守るつもりでも、編集の段階でモザイクの必要はないと判断した可能性も考えられますね。

ただ、その際にはこの父親に確認を取り、映像を使用するのはやめるべきですし、そうなると番組としても編集をしなければなりませんので、可能性としては低いかなと思います。

5.世間の声

今回の件に関してのコメントは次の通りです。

テレ朝って約束守れないテレビ局なんですね。 何らかのペナルティがあってもいいと思う
せめて子供の顔はちゃんと隠して欲しかったですね… 人の善意を利用してするとは…
明日のモーニングショーで、どう出るか。 マスコミは撮影できれば何でもいいって思ってそうな横柄な態度が多く見受けられるから好きになれない。
お子さんのお顔出されるのはダメですね 今後、インタビュー受ける人がいなくなると思います だって約束を守らないから
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やはり今回の件に関してもそうですが、全体的にメディアの姿勢への疑問や不信感が多かったですね。
今後、取材を受ける人がいなくなってします可能性もありますし、今後の対応には気をつけていただきたいですね。

6.まとめ

今回はTV局の「絶対に顔を映さない」約束を破った理由と問題点について調べてみました。
TVは1番身近な娯楽であり、家族で楽しめるものですから、今後も信頼できる存在であってもらいたいですよね。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
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