ドジャース・大谷翔平選手と7年間にわたって二人三脚で歩んできた水原一平氏がドジャースを解雇されましたが、今後の捜査は一体どうなっていくのでしょうか?
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TV番組で、カリフォルニア州の弁護士資格を持つ村尾卓哉弁護士の説明によると「巨額の金がどのように送金されたのか」によって、今後4つの展開が考えられるということです。
1.4つのシナリオ
- 今後考えられる“4つのシナリオ”
大谷翔平選手の口座から送金されたわけですが、この「送金」について大谷選手が「知っていた」のか「知らなかった」のかということが最初の分岐点になります。
1.大谷選手が送金を知らなかった場合
最初に大谷選手が送金を知らなかった場合についてです。もともと水原氏に「口座へのアクセス権」が「あった」/「なかった」ということで分かれます。
①大谷選手が送金を知らなかった+水原氏に口座へのアクセス権あり
②大谷選手が送金知らなった+水原氏に口座へのアクセス権なし
①、②の場合、原則「3年以下の懲役」または「罰金」になるということです。
2.大谷選手が送金の事実を「知っていた」場合
次に、大谷選手が送金の事実を「知っていた」場合についてです。この場合は「送金の理由」がポイントになります。
③大谷選手が送金を知っていた+水原氏が大谷選手に「嘘」の説明
この場合は、先ほどよりも“より重い罪”の可能性があるということです。
④大谷選手が送金知っていた+水原氏が大谷選手に「賭博」と説明
④の大谷選手が違法賭博であることを知っていて送金を行っていた場合には、連邦法に違法賭博業者の債権回収を手伝えば、賭博業をやっていることになる規定があるので、違法賭博と知って借金を肩代わりしたのなら、大谷選手が重い処罰を受ける可能性もあります。
もう一つあげるとすれば、もし大谷選手が賭博に関与していたとすると、刑事事件とは別に大リーグからの処罰も考えられます。
1989年に通算最多安打記録保持者だったピート・ローズが、野球賭博で永久追放となった件はその代表的な例ですね。
しかし、開幕戦のあとにドジャース幹部も参加したミーティングがロッカールームで開かれて、その場で今回の賭博に関する記事が出ることを発表し、水原氏がギャンブル依存症であることも伝えたと言われています。
「大谷選手はここで初めて送金の事実を知った」という話もありますから、これが真実であれば、知らなかったという①と②のケースが考えられますね。
そうしますと大谷選手には捜査対象になることはないわけですから、大谷選手のファンとしては一安心だと思います。
そんな大谷選手の代理人を務める弁護士が所属する事務所は
大谷の弁護士として声明を出したBerk Brettler LLPはセレブの依頼人を多く抱える2人のパートナー弁護士の少数精鋭事務所のよう」とした上で「Blair Berkはジョニー・デップやレオナルド・ディカプリオも担当した刑事の有名弁護士、Andrew Brettlerはアンドルー王子を民事で代理し、MeToo側からの批判も」と投稿。英王室から有名セレブまでを担当してきた事務所だと指摘した。
引用元https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/202403210000914.html
と凄腕の弁護士が揃っていると思いますので、全幅の信頼を寄せているのではないかと思いますね。
そもそも大谷選手はギャンブルにのめり込むようなタイプではないと思いますから、大谷選手自身が違法賭博をしていたということは考えにくいですよね。
2.世間のコメントは
「球場ではブーイングも起こるかもしれない。 もしかしたら差別的なこともあるかもしれない。 もちろん自らがギャンブルに参加していたわけでもあるまいと思うので、 大谷選手にはなんとしてもこの試練を乗り越えるよう頑張ってもらいたい。」
「こういうことがあると、いくらスーパーヒーローでも、急に疑いの目が向けられるものなんだな。」
「あまり周りが騒ぎ過ぎずに弁護士ないし、公的な機関の続報を大人しく待つ姿勢も大事だと思います。」
今回の件で大谷選手への影響は内外問わず、少なからずあると思います。
大谷選手がギャンブルに関わるとは思えないですが、まだ全容が明らかになっていませんから全てが明らかになるまでは経緯を見守るしかありませんね。
3.まとめ
今回は大谷翔平選手への捜査の可能性について記事にしてみました。
捜査がどのように進むのか気になりますが、早く大谷選手が落ち着いてプレーできるようになって活躍してほしいですね。
今後の進展に注目です。
最後までお読みくださりありがとうございました。
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