人気歌手のaikoさんが所属事務所の元取締役・千葉篤史氏から洗脳されていたというショッキングなニュースが話題になっています。
千葉篤史氏はaikoさんが所属する事務所に約1億円の損害を与えた会社法違反(特別背任の罪)に問われ、現在公判中なんですね。
一体何があったのか気になりましたので、千葉篤史氏の顔写真や経歴、aikoの洗脳方法や事件の経緯について調べてみました。
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1.千葉篤史の顔写真や経歴、事件の経緯
- 千葉篤史氏の画像
- 千葉篤史氏の経歴
千葉篤史容疑者は現在58歳で、aikoさんの所属事務所である「Buddy go」の元取締役です。
千葉篤史氏は当時ポニーキャニオンの執行役員に名を連ねていて、2019年の6月の人事で取締役に昇格する予定でした。
しかしながら、監査会社からの指摘により、aikoさんの所属事務所である「Buddy go」の取締役を務めていることが発覚します。
「昇格にあたって“身辺調査”を行ったところ、千葉さんが約10年前からaikoの個人事務所の役員に名を連ねていることが発覚したんです」
引用元:https://bunshun.jp/articles/-/60891?page=2
これによりポニーキャニオンを事実上のクビとなったわけです。
何が問題かというと、aikoさんは長年にわたりポニーキャニオンと契約していて、そのaikoさんとの契約を一任されていたのが千葉篤史氏だったのです。
「そんな立場である千葉さんが、契約相手であるaikoの事務所の役員になっていた。つまり恣意的にaikoの事務所に有利な契約を結べる立場にあったわけです。そこで利益相反の可能性があると指摘を受け、諭旨免職の懲戒処分が下されました」
引用元:https://bunshun.jp/articles/-/60891?page=2
2019年8月にポニーキャニオンをクビに、さらに時を同じくして、背任容疑でaikoさんの所属事務所もクビとなっています。
千葉篤史容疑者は大学時代の知り合いの男性が経営する芸能マネジメント会社と共謀し、2016年から2019年の間に開催されたコンサートなどで販売するグッズの仕入れ価格を20数回にわたり水増し請求させ、事務所に約1億円の損害を与えていました。
利益の取り分は千葉篤史容疑者が9割を占め、懐に入れていたというから驚きですよね。
aikoさんほどの人気歌手であれば、グッズや関連商品の売り上げも相当なものでしょうから、千葉篤史容疑者の贅沢ぶりも相当なものだったようです。
「千葉は結構いい男ではあるんです。ガタイがいい福山雅治みたいな感じですかね。でも全身ハイブランドで、よく『このヴィトンの鞄は銀座に一つしかないんだよ』なんて自慢していたのでいけ好かない感じでしたね。車はゲレンデだったかな……。3000万円はくだらないような高級車に乗っていました。住んでいたのは渋谷区の高級マンション。周囲は『なんで音楽会社の社員があんないい暮らしできるんだ?』と訝しんでいました」
引用元:https://bunshun.jp/articles/-/60891?page=3
千葉篤史氏はその後知人の紹介でネット関連会社に就職しましたが、懲戒処分を受けていたことを理由に解雇となったそうです。
千葉篤史容疑者は2021年12月に「buddy go」から刑事告訴を受け、警察の捜査により、2023年2月20日に逮捕が発表されました。
2.aikoとの関係や洗脳方法
aikoさんと千葉篤史氏の関係はaikoさんが売れる以前からあったそうです。
なかなか曲がヒットせず、悩んでいた時期からaikoに寄り添い、支えてきたからこそ、aikoさんは千葉篤史氏を心から信頼していたのでしょうね。
aikoさんの所属する「Buddy go」の代表取締役はaikoさん本人であり、千葉篤史氏からの提案とはいえ、取締役に就任していることからも信頼度の高さが伺えますよね。
全幅の信頼を寄せる相手に対して、洗脳し、言うことを聞かせると言うのはそう難しいことではないかもしれません。
千葉篤史氏はスタッフからaikoさんを孤立させたり、歌が歌えなくなると脅すことでコントロールしていたようです。
千葉はバンドメンバーを集めるインペグ屋の事業もやっていましたから、aikoに『俺がいなくなったらバンドメンバーも集められなくなる』などと言ってアピールすることもありました。
引用元:https://bunshun.jp/articles/-/60891?page=2
千葉篤史氏はaikoさんにとって自分がいかに重要な存在かを認識させ、いなくなったらダメになるという恐怖心を植えつけていったのかもしれません。
洗脳とは恐怖心を伴うものであり、マインドコントロールとは違い、決して自発的な行動ではありません。
aikoさんが洗脳だったと語っていることからも、違和感を感じながらも信頼していた千葉篤史氏の言うことを聞いていたのかもれません。
aikoさんが「洗脳されていた」「現場の空気が重くなるくらいつらかった」と語ったことは、aikoさんが代表取締役を務める自分の会社に招いた千葉篤史氏によって、周りのスタッフとの間にできた溝に悩み、会社に1億円もの損害を与え、会社で働く自分の社員を不安にさせてしまったことに対する後悔と懺悔の思いがあったのでしょうね。
そして、自身の根底にある歌手であると言うこと、歌を歌えるということが事件によって脅かされてしまったことに対する恐怖心が「今音楽を続けられていて本当にほっとしています」という言葉に集約されているのかもしれませんね。
3.世間の反応
みなさん色々心配させてもてごめんね。
私は元気です!
ありがとう。— aiko official🥔 (@aiko_dochibi) June 18, 2024
4.まとめ
今回は千葉篤史氏の顔写真や経歴、aikoの洗脳方法や事件の経緯について調べてみました。
aikoさんにとってはとてもつらい出来事だったと思いますが、aikoさんの大切なファンの方のためにも、素晴らしい歌を製作し、届けていただきたいですね。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。