任期満了に伴う東京都知事選の投開票され、無所属現職の小池百合子氏の3選が確実となりましたね。
無所属新人で前広島県安芸高田市長の石丸伸二氏は落選となりましたが、YoutubeやSNSを用いた選挙活動を展開し、20代などの若い世代を中心とする無党派層の取り込みに成功し、蓮舫氏を押さえて2位という結果になりました。
石丸伸二氏は選挙後のテレビにリモートで生出演した際、番組内での質問に対してバッサリと切り捨てるかのような切り返しや質問に対する回答の仕方に「怖い」「嫌われる言い方」などのコメントが多くみられました。
今回は石丸伸二氏の人間性と理想の上司、広島時代からの評判やトップに必要な資質について調べてみました。
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1.石丸伸二の人間性と理想の上司
今回の石丸伸二氏の東京都知事選におけるYoutubeやSNSを使った選挙活動で見えていたものは政策がメインでした。
石丸伸二さんはそれまで国政の経験もなく、東京での知名度もありませんでした。
にもかかわらず、選挙結果は小池百合子氏に次ぐ2位と大躍進。
一般的に人としてどのような方なのかというところは認知されていませんでしたよね。
特に選挙のあった東京都以外の人にとって、石丸伸二氏って一体どんな人なのだろうと多くの人が思っていたタイミングで選挙後のテレビ各局にリモートで出演したんですね。
今回テレビやラジオでの質問は対話形式で質問に対し答えるというものでしたが、質問に質問で返すなど、視聴者からすると高圧的なイメージがしましたよね。
石丸伸二氏は確かに頭の回転も早く言語化の能力も高い方で、正論をおっしゃっているのですが、相手の意見を汲み取り、寄り添うという姿勢が見られないというイメージを与えてしまったかもしれませんね。
石丸伸二氏はとても信念を強く持って活動をしているため、人とぶつかることも多いかと思いますが、市長や都知事などは人のトップに立つ人ですよね。
もしあなたが職場で上司を選んでいいですよと言われた場合どちらを取りますか?
②能力が高く、部下の意見を汲み取るような上司
2.広島時代の評判とトップに必要な資質
石丸さん、若年層の英雄の様に扱われていたのに、選挙終わった途端、石丸構文と揶揄されるの、ツイッターとYouTube&TikTokのユーザー層の違いがそのまんま出てて面白いな。テレビ中継に出演したことで、ツイッターのフィールドに引っ張りだされてしまった。
pic.twitter.com/fhoadbijB6— お侍さん (@ZanEngineer) July 8, 2024
出典元:https://x.com/ZanEngineer/status/1810260917801889871
組織のトップに必要な資質について調べてみると、能力が高いことは前提としてありますが、これまではリーダーシップなど引っ張っていく能力が挙げられていましたが、今後はいろいろな人や部署との調整能力の高いことが重要になってくるかもしれません。
確かに圧倒的なリーダーシップで組織を引っ張っていくことは能力の高い証拠ではありますが、能力の高い人は他にもたくさんいますし、人によって専門分野も異なりますよね。
また得意な分野で突出している人もいるわけですから、トップが1人で決定しトップダウンで行動させるよりも、そうした個の力を集め調整する能力の方が組織の生産性は高くなるのではないでしょうか。
人が気持ちよく働ける関係を保つことが組織の生産性を上げると考えると、言葉で言い負かして言うことを聞かせようとするのではなく、相手の気持ちを汲み取り意見を交換できるコミュニケーション能力の高さがとても重要ですよね。
石丸伸二氏は広島県の安芸高田市長時代に市議会と対立したことにより、多くの政策を実行できなかったようです。
こうしてみると組織として生産性を上げ成果を出すためには、個人の能力の高さを示すことよりも、コミュニケーションがとれ、調整能力が高い人の方がトップに必要な要素かもしれませんね。
3.世間の反応
相手が弱いと見ると噛み付く石丸
#Mrサンデー pic.twitter.com/jTPlxePVP0
— 125 (@siroiwannko1) July 7, 2024
出典元:https://x.com/siroiwannko1/status/1810003314454745140から出典
4.まとめ
今回は石丸伸二氏の人間性と理想の上司、広島時代からの評判やトップに必要な資質について調べてみました。
個人の能力としての高さは誰もが認めるところでもありますが、石丸伸二さんを支持した20代の無党派層が最も嫌うのがこういった上司ですから、支持してくれる方のためにも能力を生かせる場を得られるようにしてもらいたいですよね。
今後の活躍にも期待しています。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。