ドジャース・大谷翔平選手の元通訳で、違法スポーツ賭博関与などの疑いでドジャースを解雇された水原一平氏が、大谷の銀行口座から違法賭博の胴元に送金した額が1600万ドル(約24億5000万円)以上であると、ニュースになっています。
大谷翔平選手の被害額はこれまで450万ドル(6億8000万円)以上とされていましたが、その額を想像以上に上回ったことに驚きのコメントが多く寄せられていました。
今回はなぜここまで被害額が増えるまで大谷翔平選手は気づかなかったのか調べてみました。
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1.水原一平氏を銀行詐欺で告発
今回ニュースになった内容は以下の通りです。
「LAタイムズ」で日本人の母を持って日本語も流ちょうに話す名物コラムニストのディラン・ヘルナンデス記者は自身の「X」に「水原一平の連邦刑事告訴。M・エストラーダ連邦検事は、水原が銀行詐欺で告発されて、1600万ドル以上を盗んだとした」、「エストラーダ検事は、大谷は完全に被害者だと言っている」などと投稿。
スポーツ専門局「ESPN」のリポーターA・ゴンザレス氏も「X」に「大谷翔平の通訳だった水原一平が大谷の口座から1600万ドル以上を違法なスポーツブックメーカーに送金したことが発覚し、銀行詐欺で訴追されたと連邦当局がロサンゼルスの裁判所で発表した」とした。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/5d251f76007762275eb3d704e6c731eaccf6d979
水谷一平氏が違法賭博のブックメーカーに送金した金額は、これまで450万ドル(6億8000万円)以上とされてきましたが、1600万ドル(約24億5000万円)以上にまで膨れ上がったと発表したということは、捜査で送金履歴を全て精査したということですよね。
それにしても被害額の大きさにはびっくりしますね。
現在日本ハムファイターズの新庄剛志監督も過去に20億円以上の盗まれたと言ってましたから、一流のスポーツ選手のニュースになる金額については、一般人には想像できないものがありますね。
2.水原一平の隠蔽工作
ここまで被害額が膨れ上がったにも関わらず、なぜ大谷翔平選手は送金に気づかなかったのでしょうか?
今回、捜査で明らかになったのは以下のとおりです。
このような隠蔽工作によって、大谷翔平選手は送金についての通知などについて全く知らなかったということになりますね。
口座開設を手伝ったということからも、大谷翔平選手は水原一平氏のことを相当に信用していたでしょうし、まさかそのような設定をしているとは思いませんよね。
銀行取引がネット上でできるようになって、簡単便利な世の中になりましたが、詐欺被害なども多くなったのは事実ですよね。
また、今回の大谷翔平選手のように、簡単になり、いつでも見ることができるという安心感から、結果的に取引履歴を確認しないという人も多くいるのも事実かもしれません。
3.一平の今後
水原一平氏はドジャースを解雇になってからその所在が明らかになってませんし、逮捕もされていないといいます。
一部では捜査当局と司法取引をしていると言われていますね。
司法取引とは、自分のしたことを認める代わりに、捜査に協力することで罪を軽くするといったものですね。
今現在のその容疑は何罪かというのがはっきりと出てこないのは、検察と交渉することによって、アメリカの場合は罪名自体も変わってくるんです。そういうちょっとおかしなところがあるのがアメリカの司法取引の制度で。罪名自体もどんどん軽いものに変わっていくということなので、メディアもまだ罪名がなにかも分からないし、今後どのような罪名で起訴されるかもまだわからない
引用元:https://www.sanspo.com/article/20240411-E4DTWCFFURCVFIL6WBRMU2LIRU/?outputType=theme_mlb
水原一平氏の場合は違法ブックメーカーとの情報を提供することで、さらに罪が軽くなる可能性もあるようですし、まだどのような罪で刑罰がどのようになるか不明なところもあるようです。
4.世間の反応
世間の反応は次のとおりです。
5.まとめ
今回は大谷翔平の被害額がに気づかなかった理由について記事を書きました。
今後の捜査の進展に鳥目が集まりますが、大谷翔平選手の今シーズンの活躍に期待したいですね。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。